CCCマーケティング、「カップ麺」のCM視聴後の購買実態を調査

CCCのプレスリリース

CCCマーケティング株式会社は、「カップ麺」のCMに関する地域別の視聴実態をCM視聴データと購買データを掛け合わせて調査・分析を行いましたので、お知らせいたします。

日本人と一言でいっても、方言や習慣をはじめ、さまざまな地域差があります。なかでも特徴的なのが、味の好み。食品を扱うメーカーによっては、全国で販売する商品の味を地域ごとに変えることもあるといいます。

「地域によって味の好みが違うなら人気商品も地域によって異なり、さらには味の好みがよく見るテレビ番組にも違いをもたらすのではないか」という仮説のもと、今回は「カップ麺」の地域差にフォーカスして、関東と関西での購買商品の違いと、人気カップ麺購買者の視聴傾向を独自調査いたしました。

関東VS関西!人気のカップ麺は!?

まずは、2017年4月~6月の3ヶ月間に関東と関西、それぞれで人気だったカップ麺トップ10を調べた結果をご紹介いたします。

その結果、関東と関西で味の好みに大きな違いがでました。
関東は「カップヌードル」(日清食品)シリーズがトップ3を独占し、トップ10のうち4つも「カップヌードル ビッグ」シリーズがランクインしました。

一方、関西のトップ3は、「カップヌードル」、「どん兵衛」(日清食品)、「ワンタン しょうゆ味」(東洋水産)と、商品ブランドがすべて異なる結果となり、関東ではランク圏外であった「どん兵衛」シリーズが、関西では3商品もトップ10入りという結果となりました。

「どん兵衛」は、関東と関西で味を変えている商品ですので、関西人の舌に合う味を追求するという日清食品の工夫が人気の理由なのかもしれません。
味の好みが違うとされる関東と関西で、カップ麺の人気商品も傾向が異なるのは今回の調査からも裏付けることができました。

人気カップ麺の購入者はどんなテレビ番組を見ている!?
続いて、味の好みと同様に、テレビ番組の好みにも関東と関西で地域差があるのか検証すべく、「人気カップ麺の上位10商品を購入した人」が、どのようなテレビ番組を見ていたのかを調査しました。

調べた時期は、7月になり新番組が出そろった、2017年7月16日(日)~ 22日(土)の1週間。人気カップ麺を購入した人がよく見たテレビ番組のランキングを、関東・関西別で出すと以下のようになりました。

番組ランキングトップ10の中でも、関東と関西の違いが最も明確に出たのは番組のジャンルで、人気カップ麺を買っていた関東人は、関西人よりもバラエティ番組をよく見ていたことが分かりました。
「関西人は、お笑いやバラエティ好き」という先入観が持たれがちですが、意外にも関東人のほうがバラエティ番組をよく視聴しているという結果となりました。

結論:「人気カップ麺を買った人」でも、関東と関西ではよく見るテレビ番組の傾向に違いがある

関東と関西では人気のあるカップ麺は違うということ、さらには人気カップ麺を購入した人が見ているテレビ番組にも違いがあるという結果が分かりました。

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【Market Watchについて】
CCCマーケティングでは、大規模なデータベースを活かして広告主の目線に即して設定したオリジナルセグメント(購買実績等)の視聴傾向をいつでも確認ができるサービスをご用意しております。
詳細は下記URLをご確認ください。
https://www.cccmk.co.jp/business/market-watch/tv/
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