岐阜県 美濃加茂市で伝統的につくられる干し柿「堂上蜂屋柿」の最高等級「誉」の取り扱いを開始しました

株式会社 食文化のプレスリリース

グルメ生鮮食品のECサイトを展開する株式会社食文化(東京都中央区築地、代表:萩原 章史)は、地域の知的財産を保護する「地理的表示保護制度(GI)」の更なる発展のために設立された「日本地理的表示協議会(JGIC)」と農林水産省と連携し、自社が運営する「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」サイト内に立ち上げた「GI産品販売サイト」にて2022年4月、岐阜県 美濃加茂市で伝統的につくられる干し柿「堂上蜂屋柿」の最高等級「誉」の取り扱いを開始しました。今後も日本の生産者を応援するため、そして日本の地域ブランドを世界に広める活動に協力していきます。

「堂上蜂屋柿」について詳しくは、webへ https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1112

時の権力者、天下人からも称賛された特産品「堂上蜂屋柿」
岐阜県美濃加茂市で千年以上の歴史を持つ非常に大きな干し柿です。白い粉を上品に纏った飴色の果肉、とろりとした食感の自然な甘さが特徴です。
今回は、1粒90g以上の最高等級「誉」も特別にご用意します。
その歴史を記した「蜂屋柿由来略書」によれば、朝廷や幕府への献上品であり、「堂上」という称号は朝廷への昇殿が許された者だけに与えられる栄誉あるものでした。

原料の「堂上蜂屋」は、美濃加茂市内で栽培した渋柿
1枝1粒の着果を管理し、250g以上の大粒になるように育てています。
最高等級の誉は、350g以上にまで大きく生らせた柿を使用します。
収穫後は、手作業で皮をむき、硫黄燻蒸、かげ干し・天日干しによる乾燥工程で「手もみ」を行いながら、果実の外側と内側の水分を均一化します。
「ニオボウキ」と呼ばれる稲わらのホウキで掃く方法は、生産地域で引き継がれている伝統的な技法です。

再び、世界に通用する日本ブランドへ
「堂上蜂屋柿」は、1900年パリ万国博では銀杯を、1904年セントルイス万国博では金杯を受賞しています。しかし、その後の砂糖の市場流通や、養蚕業が盛んになったことが重なり、生産する農家が激減しました。
歴史ある干し柿を絶やさぬため、1930年に一人の農業者が再び堂上蜂屋柿を作り始め、1978年には「堂上蜂屋柿振興会」が発足されました。少しずつ栽培農家を増やし、栽培・加工方法の研究を行い、2015年には食をテーマに開催されたミラノ万博に出展を果たします。
2017年には地理的表示保護制度に登録、世界に通用するブランド化を目指しています。

GI産品 岐阜県産 干し柿「堂上蜂屋柿」について詳しくは、webへ
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1112

GI産品販売サイトについて、詳しくはwebへ
・うまいもんドットコム:https://www.umai-mon.com/user/collection/1537
・豊洲市場ドットコム:https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/1047

問い合わせは、 株式会社食文化へ https://www.shokubunka.co.jp/

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