デイブレイク、フードテック技術を用いて地方の食の魅力を発信するキッチンスタジオ「マルカケ」と協業を開始

デイブレイク株式会社のプレスリリース

特殊冷凍テクノロジーを活用した「Freezing as a Service®(Faas®)」を展開するデイブレイク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、株式会社AMS(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:村井 眞一)が提供する食品関連事業「マルカケ」と協業いたします。
「マルカケ」が運営する熊本県内のキッチンスタジオに、デイブレイクが自社開発した特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を設置し、当社初となるシェアリングサービスを提供しました。
また、マルカケと共同で特殊冷凍を活用した地元食材の保存・流通の検証や、商品開発の技術的な支援なども行ってまいります。

 

 

  • 「マルカケ」との取り組みについて

熊本県が実施しているUXプロジェクト( https://ux-project.jp/ )に事業者登録している株式会社AMSの食品関連事業です。熊本県が第3の産業の柱として注力するライフサイエンス分野の中の「フードテック」に注力したサービスです。熊本県の生産者やメーカー、飲食店など食に関わる事業者に対し、商品開発やその他の技術的支援を実施することで、「熊本の食」の価値向上を目指しています。
デイブレイクは、「マルカケ」が運営するキッチンスタジオに特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を設置し、個人では導入が難しい事業者に特殊冷凍技術を活用した商品開発の機会を提供します。特殊冷凍機「アートロックフリーザー」のシェアリングサービスは全国で初の試みとなります。

また当社がこれまで蓄積した特殊冷凍に関する知見をもとに、勉強会やコンサルティングを行い、
特殊冷凍に関する正しい知識の啓蒙や、商品開発の支援、飲食店でのオペレーション開発などをマルカケと共同でサポートします。

熊本の食の魅力を伝えるだけでなく、廃棄ロスや流通問題の解消、他県の事業者との共同商品開発、食のOEM化による飲食店のコストカットなど、新たな食の商流開発も目指してまいります。
 

  • 特殊冷凍機「アートロックフリーザー」について

特殊冷凍機「アートロックフリーザー」は、デイブレイクが9年にわたり研究した食材データと顧客の声を全面踏襲し、独自に開発した特殊冷凍機です。2021年10月に発売からおよそ1年半で350台受注を突破。2022年8月には日本食糧新聞社が主催する令和4年度「第26回業務用加工食品ヒット賞/外食産業貢献賞」(後援=農林水産省)を受賞するなど、多くの食品事業者に支持されています。
 

  • 特殊冷凍とは

急速冷凍に凍結媒体ごとの特殊な技術を踏襲することで、さらに高品質な冷凍を実現する技術です。一般的な冷凍の場合、細胞内の水分が氷に変わる温度帯(氷結晶生成温度帯:0℃~-5℃)の通過時に、  氷結晶が大きく歪になることで細胞が損傷。一方急速冷凍は、急速かつ均一に冷却することで氷結晶が小さく生成され、細胞の損傷を極少化でき、うまみ成分の流出を防ぎます。さらに特殊冷凍では、冷風の湿度や冷風の当て方などの特殊技術が加わり、形状維持や調理済みのあたたかい食品の急速冷凍を実現。これまで困難とされていた食材の急速冷凍を可能にするとともに、従来を上回る高品質な冷凍食材を生み出します。
 

  • デイブレイク株式会社について

「作り手から食べ手までのより良い未来を創造する」をミッションとして掲げ、特殊冷凍機に特化した国内唯一の専門会社として2013年創業。食品事業者(飲食店や食品メーカー、生産者など)への特殊冷凍機の販売および導入支援、特殊冷凍食材「アートロックフード」の流通事業など、特殊冷凍テクノロジーを活用した「Freezing as a Service®(Faas®)」を展開。2021年10月には、自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を発売し、3ヵ月で注文件数100件を達成しました。デイブレイクは、これらも特殊冷凍のパイオニアとして、食品流通のあらゆる課題を解決する事業を展開・推進してまいります。
※「特殊冷凍™」「アートロック®」「アートロックフード™」「Freezing as a Service®」「FaaS®」は、デイブレイク株式会社が商標登録または商標登録出願中です。

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