倉庫を再生した角打ち「sagyobar」& 日本酒移動販売車「suginomori wagon」がOPEN

杉の森酒造株式会社のプレスリリース

長野県塩尻市奈良井の重要伝統的建造物群保存地区内で1793年に創業し、2012年より休眠状態にあった杉の森酒造が、2021年秋に「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」(杉の森酒造株式会社・代表取締役 : サンドバーグ弘) として再生。そして今回、日本酒の元旦7月1日に合わせ、酒蔵と線路を挟み向かいの倉庫を改修した作業 (sagyo) の場と、日本酒naraiを楽しむ場(bar)が融合した「sagyobar (サギョーバー) by suginomori brewery」及び 日本酒の移動販売車「suginomori wagon」をグランドオープンすることをお知らせいたします。

■ sagyobar

 改修を行った倉庫は、元々は旧杉の森酒蔵の機材や業務備品の保管用の場所として利用されていました。今回は倉庫の建築はそのままに、入り口部分のゲートを刷新し、照明や空調等の設備を新設。什器は酒蔵の作業でも使用する日本酒瓶を運ぶための外装容器「P箱」を活用しています。また、製造環境の向上として、新たに日本酒保管用の冷蔵室を設け、梱包用段ボールの組み立てや、配送準備などの出荷作業もできる場に生まれ変わりました。

(左)日本酒保管用の冷蔵室 (右)出荷用の作業風景(左)日本酒保管用の冷蔵室 (右)出荷用の作業風景

 また、ここはP箱のレイアウトを変えることで角打ちスペースとしてもご利用いただける場にもなっています。屋内に日本酒の移動販売車「suginomori wagon」を収容し、naraiをはじめ、ここでしか楽しむことのできない限定メニューや、オリジナルグッズなども販売する予定です。

sagyobarの外観sagyobarの外観

  奈良井宿へ観光で来られたお客様が、隣接する酒蔵で醸造したてのnaraiをお楽しみいただけるだけではなく、音楽イベントや、ワークショップなどを企画することで地域の方々の集いの場としても活用していく予定です。さまざまな利用シーンを演出することで、奈良井宿の新たな観光スポットの1つになることを目指していきます。

■ 廃棄された酒蓋を活用したフレキシブルなファーニチャー

 空間で使用されているファーニチャーはクリエイティブカンパニーである(株)博展とコラボし作成しました。ファーニチャーは最先端の技術を使用し、リニューアル以前に使用され、廃棄された酒の蓋を天板のジョイントにしたデザインになっています。そうすることで、パズルの様に天板を組み合わせ、様々なシーンを演出することを可能にしています。また、ボトルキャップを一つのレガシーとして捉え、コミュニケーションのきっかけも創出します。

提供 : HAKUTEN _ Experiential Design Lab

■ suginomori wagon

 sagyobar と合わせ新たに導入したsuginomori wagonは、軽自動車を整備し、飲食営業許可を取得した販売車です。車内には日本酒サーバーや、冷蔵庫も搭載しており、最適な状態で商品を提供します。

 提供するメニューの一例として、日本酒 naraiの3種類(美山錦、金紋錦、山恵錦)の飲み比べセットや、一般販売は行っていないここでしか飲むことのできないnarai、冬の時期にはHot narai(熱燗)も提供予定です。また、おつまみには地元長野で作って頂いた当蔵の酒粕を使用した焼き菓子(studio sambo: https://studio-sambo.com/)や、燻製チーズ(燻製工房KUNMARU: https://kunmaru6.stores.jp/)などを予定しております。

 suginomori wagonは、sagyobarでの活用はもちろんのこと、移動可能な販売空間として、長野県内のイベント出店はもちろんのこと、全国のさまざまなイベント出店等を計画しております。出店依頼についてのご連絡もお待ちしております。

■ 営業情報

アクセス

〒399-6303 長野県奈良井755-1

電車でお越しの方

JR中央本線 奈良井駅より徒歩4分

お車でお越しの方

塩尻I.Cより35分 / 伊那I.Cより40分

※「道の駅 奈良井木曽の大橋」または「水辺のふるさと ふれあい公園」駐車場をご利用ください

※空き地や道路への駐車はご遠慮ください

 

営業時間

基本的には不定期営業ですが、毎週金曜と土曜 午後1時〜午後5時まではOPEN

※その他日にちについては、スタッフを見かけたらお声がけください

※ドライバーの方、未成年の方にはアルコール飲料の販売は行なっておりません。

■ 当蔵について

 2012年より休眠状態にあった杉の森酒造を2021年に「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」として再生し、2022年よりnaraiを販売開始。「醸造のその先へ」をスローガンに、伝統を守りつつ、自由な発想で酒造りに挑戦し続けている。約250㎡と小規模な製造環境ながら四季醸造方式で年間醸造可能な空間となっています。仕込みは900Lと1800Lの小型タンクで行っており、小さいがゆえに醸造本数は限られていますが、杜氏1人でも全工程管理できる高品質な酒造りを心掛けています。ブランド名の「narai」には、このSAKEをきっかけに、「奈良井宿」という宿場町を観光地として更に盛り上げていきたいという想いも込められています。 

■ 日本酒 naraiについて

 天然の山水と希少な地産米で醸したナチュラルで色彩豊かな味わいが特徴のnaraiは、仕込み水は、江戸時代から奈良井宿を支えてきた、標高1,000m以上から流れる天然の山水を使用しています。日本でも有数な「硬度25以下」のクリアで高級感のある丸みが特徴の超軟水。酒米には、長野県安曇野で丁寧に育てられた米を使用しており、現在は「美山(みやま)錦」「山恵(さんけい)錦」「金紋(きんもん)錦」の県産品種を採用し、皆さまから頂いた声をもとに常に改良を行なっています。

 全国の酒販店でのお取り扱いや、国内の5つ星ラグジュアリーホテル、有名レストランで提供をされており、徐々に認知度を高めています。国外進出も積極的に進めており、現在ではシンガポール、台湾、香港、マレーシア等での販売を行っています。

 naraiは、公式ウェブサイト(https://www.narai.jp/)でもご購入いただけます。

日本酒 naraiと新たに制作されたギフトボックス、各酒販店にてお取り扱いいただいております日本酒 naraiと新たに制作されたギフトボックス、各酒販店にてお取り扱いいただいております

■ 同敷地内に隣接する宿泊施設BYAKU Naraiについて

 ⻑野県初の分散型宿泊施設 BYAKU Narai は、宿場町内に点在する客室に滞在し、地域の百の物語に出逢う宿として、2021年に全12室で開業いたしました。 

そして、開業2周年を迎える2023 年8⽉4⽇(⾦)に新たに2棟4部屋オープン致します。ゆったりと部屋⾷スタイルでお寛ぎいただける「島茂屋(シマモヤ)」(3部屋)と、プライベートサウナ付きの⼀棟貸し古⺠家「かね上屋(カネカミヤ)」(1部屋)という趣の異なるユニークな4部屋が新しくBAYKU Naraiに加わります。

※BYAKU Narai新棟に関する情報  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000076428.html 

(左) 島茂屋 Shimamo-ya  (右) かね上屋 Kanekami-ya Copyright 2023, NOSIGNER(左) 島茂屋 Shimamo-ya  (右) かね上屋 Kanekami-ya Copyright 2023, NOSIGNER

■ 杉の森酒造株式会社

株式会社Kirakuの子会社。1793年創業の「杉の森酒造」が2012年に休眠に入り、2021年に「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」として酒蔵再生、製造再開をする。日本酒「narai (ナライ)」を製造。

URL : https://www.narai.jp 

Instagram: https://www.instagram.com/narai.sake 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。