伊賀牛地域内一貫肥育モデル事業。「伊賀生まれ・伊賀育ち」の伊賀牛を初出荷しました。【三重県伊賀市】

伊賀市のプレスリリース

伊賀地域畜産クラスター協議会(平成27年2月設立)では、伊賀産肉牛の増頭と安定供給を目的に、市内酪農事業者と肥育農家が連携した「伊賀生まれ・伊賀育ち」伊賀牛地域内一貫肥育モデル事業を推進しています。令和3年7月に素牛育成農家から肥育農家に最初に引き渡されたモデル牛が令和5年10月26日に初出荷されました。
この節目を記念し、11月11日(土)に上野市駅前多目的広場で開催される「伊賀マルシェ」にて、伊賀産肉牛(にくうし)生産振興協議会青年部が初出荷の伊賀牛(ぎゅう)を使った牛串焼とステーキ丼の調理・販売ブースを出店し、イベント販売を行います。
伊賀牛の出荷頭数は年間約1,300頭でそのほとんどが地元で消費されており、流通が少なく「幻の牛」と言われています。

「伊賀生まれ・伊賀育ち」伊賀牛地域内一貫肥育モデル事業の最初のモデル牛は、令和2年7月に酪農事業者が乳用牛に人工授精させ、令和3年4月に出産、同月に仔牛を育てる素牛育成農家へ引き渡され、その後令和3年7月に市内の肥育農家に引き渡されました。

 (令和3年7月の写真)                 (令和5年10月の写真)

  • 事業の背景

モデル事業開始当時(R2)、素牛の市場価格や飼養にかかる費用の高騰など、肥育にかかる諸経費が増嵩しており、仔牛の安定供給と伊賀牛の増頭が課題となっていました。そこで、地域内で素牛の出産、育成し、肥育農家への引き渡しから出荷までの一連の取組みを行う検証事業として、伊賀牛地域内一貫肥育モデル事業が始まりました。

  • 現在

市内肥育農家で合計52頭のモデル牛が飼育されています。

このうち、令和3年4月に市内肥育農家に最初に引き渡された仔牛が10月26日に初出荷されました。

【肥育一貫牛の状況(令和5年10月31日時点)】

現在、市内肥育農家にて53頭のモデル牛が飼育されており、月齢に応じ順次出荷されます。

  • 「伊賀牛」となるために必要な“3つの条件”

1.黒毛和種の雌の未経産牛

2.伊賀産肉牛生産振興協議会の会員である生産者が飼育管理したもの

3.最終飼育地として伊賀管内(伊賀市・名張市)で最長かつ12か月以上飼育したもの

  • 【伊賀マルシェ】で販売

(主催:株式会社まちづくり伊賀上野)

日時:令和5年11月11日(土)午前11時~午後4時

場所:上野市駅前多目的広場

参加(見込)人数:イベント来場者1,000名

販売数: 牛串焼200本(1本400円)、ステーキ丼20杯(1杯1,000円)(予定)

    *いずれも税込み

            牛串焼・ステーキ丼ブース:伊賀産肉牛生産振興協議会青年部

  • 【問い合わせ】

伊賀地域畜産クラスター協議会

(事務局:伊賀市農林振興課振興係)

三重県伊賀市四十九町3184番地

電話番号:0595-22-9713

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。