​地域おこし協力隊が美容・健康に資するメディカルフルーツ茶をリブランディング。ふるさと納税などを通じて認知拡大へ

こゆ財団のプレスリリース

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(宮崎県児湯郡新富町、代表理事:齋藤潤一、以下こゆ財団という)は、地域おこし協力隊による青パパイヤを使った商品開発および販路開拓の支援を行なっています。
2019年4月から新富町地域おこし協力隊として着任した岩本脩成さんは、宮崎県国富町の農家が生産・加工している青パパイヤ茶を「100%パパイヤ茶」としてリブランディングし、2019年8月から発売を開始しました。
岩本さんは新富町内の農家の協力を得て青パパイヤの生産も手がけており、2020年には新富町産パパイヤの生果および加工品をリリースし、新富町ふるさと納税返礼品への登録を目指します。今後はこゆ財団との連携のもと、東南アジアで販路を拡大し、パパイヤ茶の新たなカルチャーを築きたい考えです。

メディカルフルーツとして知られる青パパイヤのお茶をリブランディングした新富町地域おこし協力隊の岩本脩成さん。2019年4月に新富町に移住し、青パパイヤの生産と商品開発にチャレンジしています。メディカルフルーツとして知られる青パパイヤのお茶をリブランディングした新富町地域おこし協力隊の岩本脩成さん。2019年4月に新富町に移住し、青パパイヤの生産と商品開発にチャレンジしています。

■特徴:地域おこし協力隊がリブランディング。カフェのフリードリンクにも採用

地域おこし協力隊 岩本脩成さんが手がける「100%パパイヤ茶」は、宮崎県国富町で生産・加工されたパパイヤ茶をリブランディングしたものです。パパイヤ茶は、農薬を使用せずに育てた青パパイヤを新鮮なうちに加工処理し、青パパイヤに含まれる成分を残す工夫がなされています。

「100%パパイヤ茶」は、べっこう飴のような香りと琥珀色が特徴です。カフェインは含まれておらず、砂糖も不使用でパパイヤ本来の甘みを感じることができます。パッケージは、ホット、アイスの両方で味わえる便利なティーバッグ仕様です。

2019年8月現在、新富町商店街にある「こゆ野菜カフェ」で販売しているほか、店内では飲食の際のフリードリンクとしても採用されており、手軽に味と香りを確かめることができます。

<製品概要>
名称:100%パパイヤ茶
容量:10袋(1袋1.5g)
生産・加工:宮崎県国富町
価格:ティーバッグ12袋入り850円
 

「100%パパイヤ茶」はべっこう飴のような香りと琥珀色が特徴で、新富町内のカフェではお客様から高い評価を受けています。「100%パパイヤ茶」はべっこう飴のような香りと琥珀色が特徴で、新富町内のカフェではお客様から高い評価を受けています。

■背景:メディカルフルーツとしての認知拡大に大きな可能性

農林水産省の統計によると、2015年のフィリピンやアメリカからの輸入量が約1,000トンであるのに対し、パパイヤ国内生産量はおよそ220トンと少ない状況です。宮崎県は鹿児島県(87.9トン)、沖縄県(58.1トン)に次ぐ第3位(51.9トン)と、約2割のシェアとなっています。

地域おこし協力隊の岩本脩成さんは、幼少の頃に病気で食べたいものが食べられず、治療で苦しんだ原体験から、医療関係のメーカーに就職しました。そこでの業務を通じて、対症医療以上に予防医療の重要性を感じた岩本さんは、宮崎県でパパイヤ茶を飲んだことがきっかけで、栄養価が高く予防医療に役立つ可能性のある青パパイヤに注目します。

「青パパイヤはメディカルフルーツと呼ばれるほど栄養価が高く、私の出身地である宮崎県の生産量が国内第3位であることを学びました。一方でその価値が認識されていないことから、青パパイヤの認知を広げ、予防医療に役立てたいと考えるようになりました」(岩本さん)

青パパイヤには、脂肪やたんぱく質を分解する作用のあるパパイヤ酵素が多く含まれているほか、抗酸化作用のあるポリフェノール、ビタミンCなどが含まれており、美容や健康、ダイエットなどに適した食材として注目されています。

岩本さんは2019年4月に、宮崎県新富町の地域おこし協力隊として着任し、青パパイヤの生産や加工をスタート。2019年6月から「こゆ野菜カフェ」で「100%パパイヤ茶」を試飲提供したところ、お客様から味や香りについて高い評価を得たことから、2019年8月から一般販売を開始しました。
 

地元農家の協力を得て青パパイヤの生産に取り組む岩本さん。青パパイヤ茶をお茶で楽しむ新しいカルチャーを世界に発信したいと考えています。地元農家の協力を得て青パパイヤの生産に取り組む岩本さん。青パパイヤ茶をお茶で楽しむ新しいカルチャーを世界に発信したいと考えています。

■今後の展望:パパイヤを世界の予防医療に貢献する食材へ

「100%パパイヤ茶」は、2019年9月〜10月にパッケージを一新し、リーフレットやウェブサイトといったPRツールを整備する予定です。また、新富町内の農家の協力を得て生産している青パパイヤを、2020年中には生果および加工品として販売を開始し、新富町ふるさと納税返礼品としてもリリースする計画です。

将来的には国内はもちろん、フルーツパパイヤになじみのある東南アジアを中心に「100%パパイヤ茶」の浸透をはかり、青パパイヤをお茶で親しむ新しいカルチャーを作っていきたいと考えています。

「世界中の方が1日3杯飲むお茶やコーヒーのうち、1杯をパパイヤ茶に変えることをイメージしています。パパイヤ茶が世界の予防医療に欠かせない食材となるよう、認知拡大に取り組んでいきます」(岩本さん)

<ふるさと納税寄附額を2年間で約5倍に伸ばした地域商社「こゆ財団」>
2017年4月に宮崎県児湯郡新富町が旧観光協会を法人化して設立した地域商社です。「世界一チャレンジしやすいまち」というビジョンのもと、1粒1,000円のライチに代表される農産物のブランディングを通じて『特産品販売』を行い、得られた利益で『人財育成』に投資しています。ふるさと納税では、設立前の2016年度が4.3億円だった寄附額を、2017年度に9.3億円、2018年度には19億円まで伸ばすことに成功しました。

*メディア掲載事例:月刊事業構想/月刊ソトコト/Forbes JAPAN/日経新聞 ほか 

法人名:一般財団法人こゆ地域づくり推進機構
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東2-1-1 チャレンジフィールド
代 表:代表理事 齋藤 潤一
▶︎こゆ財団HP:https://koyu.miyazaki.jp
▶︎こゆ財団FB:https://www.facebook.com/koyu.miyazaki/
▶︎こゆ財団ふるさと納税ページ:https://www.furusato-tax.jp/city/product/45402
 

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