“令和”に流行ると思う野菜にもランクイン! 「奇跡の野菜」「食べる輸血」 話題の野菜「ビーツ」

タキイ種苗のプレスリリース

 タキイ種苗(所在地:京都市下京区、代表取締役社長:瀧井傳一)は、「奇跡の野菜」や「食べる輸血」といわれるほど栄養価が高いことで話題のビーツが9月のタネまきシーズンを迎えるにあたり、家庭菜園におすすめの品種や健康効果、食べ方などをご紹介します。

 ロシア料理の“ボルシチ”に使われる野菜として有名なビーツですが、ヨーロッパでは昔から健康に良い野菜として食べられてきました。日本ではまだあまり馴染みのない野菜ですが、近年は高い栄養価や色鮮やかな見た目が注目されています。また、タキイ種苗が2018年に行った調査「平成最後の野菜の総括」の中の「2019年5月より始まる新元号に流行ると思う野菜は?」という質問では、スプラウト、パクチー(コリアンダー)、フルーツトマトに続きビーツが4位がに入るという結果となりました。

ホウレンソウの仲間の「ビーツ」

複数回答 (N=310) 「2018年 平成最後の野菜の総括」(自社調べ)

 ビーツは、地中海沿岸地方が原産の根菜です。カブに似ていますが、実はホウレンソウと同じ仲間でヒユ科なのです。ビーツの鮮やかな赤色と、ホウレンソウの根元の赤色は“ベタシアニン”というポリフェノールの一種によるものです。

 他にもビーツにはカリウムやマグネシウム、鉄など多くの栄養素が含まれていて、ビタミンB群の一種である葉酸が特に豊富です。葉酸は胎児の発育に欠かせない栄養素なので、妊娠を望んでいる女性や妊娠の可能性がある女性、また妊娠初期には積極的に摂取するように推奨されています。食べ方はボルシチだけでなく、手軽にサラダやピクルスにしても美味しいですよ。

薄く切ってサラダに

もちろん定番の『ボルシチ』も!

ホウレンソウの根元の赤色と、ビーツの赤色は“ベタシアニン”によるもの

 生育適温が15~21℃と冷涼な気候を好むビーツは、春まきなら3月中旬~5月下旬、秋まきなら9月上旬~10月上旬にタネまきを行います。ちょうどこれからが、タネまきをするのにいい季節です。ビーツは栽培期間が比較的短く60~80日ほどで、栽培が簡単な初心者向けの野菜です。プランターでも栽培ができるので、この秋は家庭菜園に挑戦してみてはいかがでしょうか?

 

~ビーツのタネはタネじゃない?!~

ビーツのタネは「種球(たねきゅう)」というタイプで、植物学上は「果実」になります。1つの種球の中に2~3粒の真正種子が入っているんです。そのため、1つの種球から数本の芽が出るので、タネを播く時は2㎝間隔で播くのが良いでしょう。成長過程で間引き作業を行い、最終的に株間が10~15㎝程度になるようにします。

「種球」タイプのビーツのタネ

●タキイのおすすめ品種●

『デトロイト・ダークレッド』

ビーツの中でも強健で作りやすい品種。

葉柄も根も紫紅色に着色し、草丈が30㎝程度となる晩生種。

根部の仲間で深紅に着色し、料理の彩りに美しい。

1袋(約380粒) 232円(タキイ通販価格・税込)

ビーツの旬は6~7月と11~12月ですが、まだまだスーパーで見かけることが少ない野菜です。家庭菜園で作れば、栄養満点のスーパーフードを生で食べることができます。ぜひお試しください!

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