東洋インキ 高バイオマス・LED硬化型フレキソインキ開発

東洋インキSCホールディングスのプレスリリース

東洋インキ株式会社(代表取締役社長 柳 正人、東京都中央区)は、飲料・食品を始めとした様々な分野の容器・包装において需要が高まる、シール・ラベル印刷用途に適した、バイオマス度20%の高バイオマスLED硬化型フレキソインキを開発いたしました。

地球温暖化や海洋プラスチック問題など様々な環境問題への対応が求められるなか、東洋インキは環境に配慮した製品開発に積極的に取り組んでいます。植物由来の資源を原料の一部に使用するバイオマスインキにおいてもラインナップの拡充を進めており、2020年にはバイオマス度10%のUV硬化型フレキソインキを発売しました。

この度東洋インキが開発した高バイオマスLED硬化型フレキソインキは、市場のさらなる環境対応ニーズにお応えし、印刷用インキでは数少ないバイオマス度20%を実現いたしました。通常バイオマス度を上げると硬化性および物性が低下しますが、本製品は処方化技術によりUVランプよりもさらに省エネルギーなLEDランプでも硬化※1 し、かつ従来品同等の物性を発揮します。また一部バイオマス原料には廃機される廃植物油を再利用したものを採用しており、循環型社会に貢献しております。
「高バイオマス」と「LED硬化」の組み合わせにより、従来のUVフレキソインキと比較し、原料調達からインキ燃焼時までのCO2排出量を約18% 削減することができます※2

東洋インキは、今後も持続可能な社会の実現に向けて環境調和型製品の開発に注力し、お客様やエンドユーザ様のSDGs目標やサステナビリティへの取り組みに貢献してまいります。

※1 特定のLEDランプでの硬化を確認。ご使用の際は事前評価をお願いいたします。
※2 当社比。LCIデータベース IDEA version 2.3に基づき算出。

  • TOYO INK、およびTOYO INKロゴは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。

 

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