萬乗醸造が造るブルゴーニュワイン「DOMAINE KUHEIJI」と日本酒「㊈ 久野九平治本店」を取扱開始~11月14日販売開始~

アサヒビール株式会社のプレスリリース

 エノテカ株式会社(本社:東京都港区、社長:黒木 誠也)は、日本酒蔵である株式会社萬乗醸造(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:久野 九平治)がフランス・ブルゴーニュで手がけるワインブランド「DOMAINE KUHEIJI」12品と、兵庫県で米栽培を手がける日本酒ブランドの「㊈ 久野九平治本店」4品を11月14日から日本のエノテカショップとエノテカ・オンラインで発売します。海外5ヵ国・地域(香港、中国、韓国、シンガポール、台湾)でも順次販売を開始します。「DOMAINE KUHEIJI」「㊈ 久野九平治本店」は海外でのみ、正規代理店契約を締結します。

 萬乗醸造は1647年創業の老舗の酒蔵です。代々の当主が「九平治」を名乗る久野家の9代目から日本酒を造りはじめ、現当主の久野九平治氏は15代目です。米造りから行う日本酒を生産する他、フランスのブルゴーニュで自社畑を取得しワインの生産を行っています。日本酒とワインを“田や畑のドラマを映し出すお酒を造る”という一貫した哲学で造りだす、世界で唯一の生産者です。

 15代目の久野氏は日本酒を世界に普及させる活動をフランスで行っていたため、ワインの造詣が深くテロワール※1の概念やブドウ栽培に精通した生産者です。従来、買米で醸造するのが一般的だった日本酒を、米造りから取り組むことで、テロワールや収穫年の個性を反映させた日本酒造りに挑戦しています。また、ワイン造りの本質を理解することが日本酒の飛躍の鍵になると考え、世界有数のワイン産地であるブルゴーニュで、ワイナリーと自社畑を取得し、ブドウ栽培からワイン造りを行っています。萬乗醸造は日本酒とワインの両方を手がける生産者として、双方の新たな可能性を探っており、ワインの専門商社である当社においても、萬乗醸造の日本酒とワインを合わせて販売することで久野氏の想いを伝えるほか、お客様への新たなご提案を行います。
※1:テロワールはフランス語で「風土の、土地の個性の」を意味する言葉。ブドウ樹をとりまく環境すべてを指し、これがワインの味わいに大きな違いをもたらしていると考えられています。

 萬乗醸造ではワインは「DOMAINE KUHEIJI」を、日本酒は「醸し人九平次」「㊈ 久野九平治本店」の2ブランドを展開しています。今回当社では、ブルゴーニュで萬乗醸造が挑戦するワイナリーである「DOMAINE KUHEIJI」と、山田錦のグランクリュと言われる自社生産の最高級米を使った長期熟成可能な日本酒に特化した「㊈ 久野九平治本店」を取り扱います。

 ■DOMAINE KUHEIJI
 「DOMAINE KUHEIJI」はブルゴーニュのモレ・サン・ドニで2013年に創業したワイナリーです。栽培醸造責任者は萬乗醸造で15年にわたり日本酒造りに携わってきた伊藤啓孝氏です。2015 年に特級畑クロ・ド・タールの目の前に自社醸造所を取得、2017年には2.5haの自社畑を購入し、現在ドメーヌ※2兼ネゴシアン※3としてワインを生産しています。プロジェクト開始から初リリースまで7年の歳月を費やし、2020年に2017年をファーストヴィンテージとしてワインをリリースしました。
※2:自社で所有するブドウ畑でブドウの栽培からワイン醸造・瓶詰までを一貫して行う生産者。
※3:自社でブドウ栽培は行わず、農家から仕入れたブドウやブドウ果汁で醸造・瓶詰を行う生産者。

■「㊈ 久野九平治本店」
 「㊈ 久野九平治本店」は、2010年からスタートした自社米栽培の集大成を表現し“ドメーヌスタイル”をコンセプトにした日本酒です。兵庫県黒田庄町は山田錦の原産地であり最適な育成条件が揃う地域の一つで、ここで栽培された山田錦は骨格と複雑味のある日本酒を生み出します。原点を大切にしながら新しい挑戦を続けるという想いをこめ、萬乗醸造が株式化される以前の屋号である「㊈ 久野九平治本店」をブランド名に掲げています。テロワールを表現するために、自社で所有し自社栽培で育てた同一収穫年の米を使用し、田高・福地・門柳の3つの区画違いの日本酒を造ります。また、シャンパーニュ瓶とコルクを採用することで長期熟成を可能にしたのが特長です。

【商品概要】
■DOMAINE KUHEIJI

■㊈ 久野九平治本店

※価格はそれぞれ日本での販売価格を記載しています。

【販売拠点一覧】
日本、香港、中国、韓国、シンガポール、台湾

 
株式会社 萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)
創業:1647年
代表取締役:久野九平治
所在地:名古屋市緑区大高町字西門田41番地
事業内容:日本酒、ワインの製造販売、酒米の育成

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